(8)山車/幣台 飾り物(秋)

秋祭り

小楠公(楠木正行)くすのき まさつら

【町 内】

下分(しもわけ)

【山車(幣台)製作年】

明治28年(1895年)

【額文字】

下分「しもわけ」

【飾り物製作年】

昭和10年(1935年)

【飾り物概要】

鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将。建武の新政の立役者として活躍した楠木正成の嫡男。「大楠公」と尊称された正成に対して「小楠公(しょうなんこう)と、呼ばれる。父の遺志を継ぎ、足利尊氏と戦った。

源 頼義(みなもとのよりよし)

【町 内】

下宿(しもじゅく)

【山車(幣台)製作年】

明治8年(1875年)

【額文字】

誠意「せいい」

【飾り物製作年】

明治32年(1899年)

【飾り物概要】

平安時代中期の武将。弓の達人で若いころから武勇の誉れ高く、長元3年(1030年)には父頼信とともに平忠常の乱(長元の乱)を平定した。源氏一門は数多いが、武門の棟梁、源氏の大将と称される有力なもの、名流とされるものの多くは頼義を祖としている。

日本武尊(やまとたけるのみこと)

【町 内】

北横宿 (きたよこじゅく)

【山車(幣台)製作年】

明治8年(1875年)

【額文字】

愛國「あいこく」

【飾り物製作年】

明治8年(1875年)

【飾り物概要】

記紀に登場する、第十二代景行天皇の皇子とされる。古事記では、父に疎まれて九州の熊襲建兄弟の討伐を命じられる。美少女に変装して熊襲兄弟を誅伐した。

仁徳天皇(にんとくてんのう)

【町 内】

南横宿(みなみよこじゅく)

【山車(幣台)製作年】

明治8年(1875年)

【額文字】

「高きやに登りて見れば烟たつ民のかまどは賑いにけり」

【飾り物製作年】

大正14年(1925年)

【飾り物概要】

第16代天皇。応神天皇の崩御の後、即位した。人家の竈(かまど)から炊煙が立ち上っていないことに気づいて租税を免除し、その間は倹約のために宮殿の屋根の茅さえ葺き変えなかったという記紀の逸話にみられるように仁政として知られている。

神武天皇(じんむてんのう)

神武天皇

【町 内】

仲川岸(なかがし)

【山車(幣台)製作年】

明治31年(1898年)

【額文字】

博如天「ひろきことてんのごとし」

【飾り物製作年】

明治31年(1898年)

【飾り物概要】

日本神話に登場する人物で、日本の初代天皇である(古事記、日本書紀による)

大楠公(楠木 正成)くすのきまさしげ

大楠公

【町 内】

東関戸(ひがしせきど)

【山車(幣台)製作年】

昭和10年(1935年)

【額文字】

純正「じゅんせい」

【飾り物製作年】

昭和10年(1935年)

【飾り物概要】

鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将。後醍醐天皇による建武の新政において後醍醐天皇の絶大な信任を受けた。皇居外苑に楠木正成の像があるのはよく知られている。

浦嶋太郎(うらしまたろう)

浦島太郎

【町 内】

下新町(しもしんまち)

【山車(幣台)製作年】

江戸後期

【額文字】

恩波「おんぱ」

【飾り物製作年】

明治12年(1879年)

【飾り物概要】

日本のおとぎ話の一つである。龍宮伝説。漁師の浦嶋太郎は、子供がカメを虐めているところに遭遇する。助けた亀に連れられて行った場所が、竜宮城。乙姫と楽しい日々を過ごした太郎が家に帰る際にもらった玉手箱。地上では長い年月が過ぎていて誰も見知った人がいない。つい、玉手箱を開けてしまった太郎は、箱の中から出てきた煙を浴びて老人の姿になってしまう。

源義経(みなもとのよしつね)

源義経

【町 内】

上宿(かみじゅく)

【山車(幣台)製作年】

昭和53年(1978年)

【額文字】

智勇「ちゆう」

【飾り物製作年】

昭和55年(1980年)

【飾り物概要】

平安時代末期の武将。鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟。源氏と平家の戦いの功労者であるが、頼朝と対立して奥州藤原氏を頼って逃れて行ったが、庇護を受けていた藤原秀衡が亡くなった後、藤原泰衡に攻められて衣川館で自刃して果てた。

建速素盞嗚尊(たけはやすさのおのみこと)

建速素盞鳴尊

【町 内】

下川岸(したがし)

【山車(幣台)製作年】

明治31年(1898年)

【額文字】

宏遠「こうえん」

【飾り物製作年】

江戸後期

【飾り物概要】

日本神話に登場する神。八岐大蛇(やまたのおろち)退治伝説で有名な神。「八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を」と詠んだとされる。これは日本初の和歌とされている。

瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)

瓊瓊杵尊

【町 内】

西関戸(にしせきど)

【山車(幣台)製作年】

昭和10年(1935年)

【額文字】

神威嚇奕「しんいかくえき」

【飾り物製作年】

昭和15年(1940年)

【飾り物概要】

日本神話に登場する神。天照大神の命により、葦原中国を統治するため、高天原から地上に降りたとされる。これを(天孫降臨)と呼ぶ。農業の神として信仰されている。

牛天神(うしてんじん)

牛天神

【町 内】

新上川岸(しんうわがし)

【山車(幣台)製作年】

明治45年(1912年)

【額文字】

上河岸「うわがし」

【飾り物製作年】

江戸後期

【飾り物概要】

牛を天満天神の使いとするところから、天満宮の異称。菅原道真の霊である天満天神を祭った神社。(牛に乗った菅原道真)

小野道風(おののとうふう)

小野道風

【町 内】

新橋本(しんはしもと)

【山車(幣台)製作年】

明治27年(1894年)

【額文字】

雲龍「うんりゅう」

【飾り物製作年】

明治4年(1871年) 

【飾り物概要】

平安時代の貴族・能書家。10世紀に活躍した能書家であり、それまでの中国的な書風から脱皮して、和様書道の基礎を築いた人物と評されている。後に藤原佐理と藤原行成と合わせ、「三蹟」と称されている。柳に蛙が何度も飛びつこうとしているのを見て、自分の努力不足を自覚したという逸話が残っている。

鎮西八郎為朝(ちんぜいはちろうためとも)

鎮西八郎為朝

【町 内】

上中宿(かみなかじゅく)

【山車(幣台)製作年】

嘉永5年(1852年)

【額文字】

富士山の彫刻

【飾り物製作年】

明治15年(1882年)

【飾り物概要】

平安時代末期の武将。弓の名手で、鎮西を名目に九州で暴れ、鎮西八郎を称す。保元の乱(崇徳上皇と、後白河天皇の争い)では父為義とともに崇徳上皇方に属して奮戦するが敗れて伊豆大島に流された。

諏訪大神(すわだいじん)

諏訪大神

【町 内】

上新町(かみしんまち)

【山車(幣台)製作年】

昭和11年(1936年)

【額文字】

敬神「けいしん」

【飾り物製作年】

昭和11年(1936年)

【飾り物概要】

記紀神話によると、天照大神の孫、瓊瓊杵尊の降臨に先立ち武甕槌命が大国主命に国譲りを迫ったという。これに対して大国主命の次男である建御名方命が国譲りに反対し、武甕槌命と相撲をしたが負けてしまった。そこで建御名方命は諏訪まで逃れ、その地で王国を築いたという。諏訪大社の起源はこの神話にあるといわれている。その諏訪明神の依り代となる榊。

桃太郎(ももたろう)

桃太郎

【町 内】

中宿(なかじゅく)

【山車(幣台)製作年】

江戸時代後期

【額文字】

豐禋「ほうえん」

【飾り物製作年】

大正11年(1922年)

【飾り物概要】

日本のおとぎ話を題材にした人形。昭和30年代を最後に現在山車の曳きまわしは行われていない。