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(1)香取のいちじく

なぜ香取でいちじく?

香取のいちじく

香取では今、いちじくをブランド果物に育てる取り組みが行われています。何故、香取でいちじくなのかとお思いでしょう。地元では決して不思議でもなんでもないのです。ここ香取の水郷与田浦地帯では、昔からいちじくが各家庭や水辺に自生していたのですから。
この与田浦はもともと鬼怒川のデルタ地帯で土砂が沖積してできた土地です。当時、デルタ地帯は砂地でその中を無数の川が流れておりました。地域の人は、その中で米を作って暮らしていたのです。道路が川なので、隣の家に行くのにも舟で行き来していました。「さっぱ舟」と呼ばれるその舟は底が浅く、形が笹の葉に似ていたことからそう呼ばれているそうです。

香取のいちじく

その当時は、川の傍や家の庭には必ずいちじくの木があって、おやつに食べていたそうです。昭和30年代までは、そのような状況が続いていました。
昭和40年代になると、土地改良事業がなされ、川を埋め立てて耕地を大幅に増やしました。その時、いちじくの木を全部切り倒したそうです。
平成21年、このいちじくを本格的に復活させようと仲間達が集まって「香取市いちじく研究会」をつくりました。減反政策も背中を押しました。その努力が実り、とても美味しい『甘熟いちじく』が出来たのです。

いちじく農園でお話をうかがいました

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bayfmで放送中の『TUNAGARI KATORI』のDJ、きゃんひとみさんと共に、いちじく栽培の第一人者増田信司さんにお話を伺いました。
いちじくは夏のいちじくと秋のいちじくとあります。夏の収穫時期は7月、秋の収穫時期は8月~10月です。
いちじくは一本の木に約300~400個の実がなるそうです。その内2/3は商品としますが、残りは加工品として販売するそうです。香取のいちじくの売りは何と言っても木成の完熟ものです。それは、拳大の大きさで、それでいてすごく甘く、今までいちじく狩りに来た人たちからは「とても美味しい、来年も来るが、来られないときは送って欲しい」という評価をいただき、リピーターがどんどん増えております。

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『甘熟いちじく』の食べ方ですが、そのまま皮ごと食べても美味しく問題はないのですが、皮をむいて食べるのが一般的です。皮はへたの方からむきますときれいにむけます。
一方、加工品のレシピは、一般的に「ジャム」「甘露煮」「ワイン煮」などがあります。糖度が高く、ジャムなどは無添加もので作れば、ヨーグルトに入れて食べたり、パンにつけて食べたり、いちじくタルトに加工したりと使い勝手はいろいろありますので、皆さんも是非手作りのおいしいものを楽しく作ってみては如何ですか。
生産者は、採ったばかりのいちじくを冷凍し、シャーベットにして食べています。冷凍したものに水道水をかけるとぺろっと皮がむけます。それをシャリシャリと食べるのです。とてもおいしいですから是非お試しください。

香取のいちじく

また、いちじくはあくが強いので食べ過ぎるとお腹を壊しますので、くれぐれも食べすぎないように注意してください。
さらに、いちじくはとても体にとてもいい食べ物です。もともと漢方薬として食用されていたものですから体にもとてもいいものなのです。効用としては、ペクチンにより腸の活動を活性化して便秘解消、カリウムは血圧降下、高血圧や動脈硬化防止となり、フィシンはタンパク質分解酵素であり、消化を促進し、コレステロールを分解してくれます。果汁から抽出した抗がん物質「ベンズアルデヒト」はがんに効果的だといわれております。なお、よく熟した実を1日に2~3個食べれば効果が得られますが、未熟な実を食べると、効果が薄いだけでなく、胃が傷んだり、食欲をなくしたりすることがあります。
 香取の甘熟いちじくで作る簡単レシピをご紹介しますので、是非お試しください。

いちじく狩りのご案内 (実施時期8月~10月)

香取のいちじく

香取市では、いちじくをブランド食料としての定着化を目指し、今後ますます品質の向上、スイーツなどの二次製品の開発に全力で皆様の期待に応えるよう力を惜しみません。皆様、是非いちじく狩りにお出でください。なお、予約が必要ですので、事前にお問い合わせください。

みずうみ農園

園主 :水海(みずうみ)清(香取市いちじく研究会会長)
住所 :香取市八筋川586
電話 :0478-56-1055
アクセス :JR佐原駅からバス25分 佐原循環バス 北佐原・新島ルート「本津」下車





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増田農園

園主 :増田信司
住所 :香取市扇島1513
電話 :090-3202-4347  0478-56-2188
アクセス :JR十二橋駅より徒歩20分





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ファームさとう

園主 :佐藤正典
住所 :香取市中洲132
電話 :090-9364-7974  0478-56-0147
アクセス :JR佐原駅からバス15分 与田浦線(関鉄観光バス)「水生植物園入口」下車






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佐原駅からのバスのりば
佐原駅バスのりば